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「被リンク」は大事。ただし自然発生的であるべき

よく、「被リンク」の獲得方法など、「被リンク」獲得に対する質問をいただきます。

「被リンク」、そんなに大事ですかね?そんなに重要視すべきですか?

私自身、15 年近くコンテンツを運営している中で「被リンク」など気にしたこともなければ「被リンク」獲得のために「被リンク」営業を行ったこともありません。他メディアから「被リンク」営業があっても、断るか無視しています。

ただ、「SEO」という観点から「被リンク」は大事だとは思っています。

「被リンク」は “シグナル” の一つ

そもそも「被リンク」は、「Google マップ」やグルメメディアにおける口コミのようなもので、要はお客様からの評価を表す一つの指数です。

「SEO」的に言うと、サイトを評価する上での “シグナル” の一つ。なので、その口コミという “シグナル” が多ければ多いほど、評価はされやすくなります。

ちなみに「SEO」という観点から「被リンク」がどの程度大事なのかは、誰にもわかりません。なぜなら、それは「検索アルゴリズム」というブラックボックスの中の話で、その詳しい仕様が公開されないためです。

逆に言えば、「被リンク」を重視することを勧める「SEO」コンサルや「SEO」指南メディアは、その根拠が曖昧なままそれを謳っています。なので、そのすべてを信用すべきではありません。あくまでも、“そういう意見もある” “それってあなたの感想ですよね” 程度の話と捉えるべきです。

ペナルティを受けることも

「被リンク」が口コミだとするならば、多ければ多いほど良いというのは、もちろん私も同意。

ただ作為的に収集された「被リンク(口コミ)」なのであれば、それは「検索アルゴリズム」の中の “シグナル” を悪用していることにもなります。たとえば検索大手の Google は、サイト評価に悪影響を及ぼすような作為的な行為を非常に嫌っていて、自然発生的ではないリンクに対しては違反として取り扱う場合があります。

つまり、ペナルティを受けることもあり得るということ。

Google は、ページの重要度を評価するために、リンクのさまざまな側面を測定しています。その前提として、自然発生的なリンクは、サイトが本来持っている実力や信用、あるいはサイト同士の関連性を反映したものであるという考えがあります。

一方、インターネット上には、自然発生的でないリンクも存在します。その一つに、リンクを張ることに対価が支払われる「有料リンク」があります。有料リンクは、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反します。検索エンジンによるサイトの評価に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

有料リンクについて | Google 検索セントラル ブログ | Google for Developers

上記はあくまでも「有料リンク」の話ですし、「有料リンク」でなくても作為的に多少収集された「被リンク」がそこまで厳格に取り締まられるというわけでもありません。が、Google としては、「被リンク」は自然発生的であるべきという方針なので、素直にその方針に従ってコンテンツを運営するのが正解ということです。

コンテンツ運営が不自然ということは、読者にとっても Google 検索にとっても悪影響を及ぼし兼ねないため、今は大丈夫だとしても、そのうち粛清されることだってあり得ます。将来性と持続性を意識して、正しく運営していくべきですね。

自然発生的であるべき

「被リンク」自体は「SEO」の観点から重要ではあるものの、あくまでも自然発生的であるべき。

これは私の “考え方” “感想” “格言” ではなく、Google の方針です。つまり、自然に「被リンク」が発生するような、読者ファーストな質の高いコンテンツを育てていくことこそが、一番正しい方向性ということです。

私はずっとその方向性でコンテンツ運営をしていて、月間平均 150 万 PV / Google AdSense 収益月間 100 万円以上を、2025 年もブレずに獲得できています。

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